久々に普通の投稿ですが、私生活で嵌った事をメモ。
(あと、この作業は実際には2015年4月時点での出来事です。)
序章(問題発生までの過程)
(※長いので本題のみ知りたい方は下記「本題」まで読み飛ばしてください。)
先日友人からノートPCが壊れたから修理してくれと頼まれました。
壊れた・・・ってシステム的に壊れただけなのか
ハードウェア的に壊れたのかも話だけでは判断できないので
PCを持ってきてもらい、実機を見ると、HDDが壊れてました。
(起動時に「SMART Failure Predicted on Hard Disk・・・」と良く見る画面が^^;)
まぁ、いつもの自作PCなどだったら
(中身のデータは要らない、サルベージする必要も無いとの事なので)
HDD交換してOS入れなおして終わりだろうなぁ・・・と判断。
一旦友人からPCを預かり、早速電気屋に行って2.5インチ内臓HDDを購入。
HDD交換して、予め持ってきてもらっていたOSを・・・と、よく見ると
持ってきてもらっていたDVDは「システム修復ディスク」 (汗
OSが読み込めないとかならば全然これでも問題ないのでしょうが、
今回はそれではありません。
「リカバリーディスクっていうの付属されてなかった???
付いてないならHDD内に元々あって、
最初に自分でリカバリーディスクって作成するんだけど・・・他にディスクある?」
と尋ねると、そんなの付いてなかったし、作ってもいないとの事・・・orz
ネットで調べるとVAIOの場合、HDD内にあって、リカバリーディスクは自分で作成する事。
起動時にF10でリカバリユーティリティというのを起動させれば作成出来る事が判明。
再度壊れたHDDに戻してF10で起動するけど、待てどもリカバリユーティリティは起動せず・・・
こういう場合ってどうすれば・・・とこの時点で途方に暮れそうになる 笑
そこでサイト見ると「リカバリーディスク送付サービス」なるものが・・・って7500円+送料!!
・・・なんか、勿体無いなぁ・・・と思いつつ友人に購入するよ?と確認とると
どうせならOSをWindows8.1にしたいと言う希望が・・・(個人的には断然Windows7派)
OS別途購入を視野にしネットで調べてみると、差額もそれほどなく購入可能???
・・・って、よく考えるとメーカー製は、
一般公開されていないドライバなんかもあったりするから危険だと判断。
一度メーカーに問い合わせてみるか・・・とメールで問い合わせてみる事に。
詳細は省きますが簡単に言うと
- HDD壊れたから交換したんだけど、(リカバリーディスク作成していないから)市販でOS購入した時ってドライバ手に入る?
と聞いてみた所、返答メールはこちら(要点を纏めると)
- HDD交換は動作保障が出来ません。
- (HDD交換後は)リカバリーディスク送付サービスから購入されても正しくリカバリー出来ない可能性があります。
- 市販OSは動作保障、およびサポート致しかねます。
- 点検修理するからVAIOこっちに送ってください。
・・・正論過ぎる返答が来ましたorz
確かにHDD交換もOS変更もサポート外なので当たり前ですね 苦笑
それでも機械的な返答ではなく丁寧な文面かつ迅速に返答頂き、
サポートサービスにかなり好感を持てました。
うーん・・・既にもうHDDは購入してしまったので今更メーカー修理は無理!
ドライバの事がわからない以上市販OSは諦めさせ、素直に?
(返答メール2番目の忠告はHDDはドライバ関係ないし・・・と無視して)
リカバリーディスク送付サービスに申し込みリカバリーディスクを入手しました。
・・・ってココまでが序章ですw
本題
さて、今回リカバリーを行う機種はVAIOなのですが
ココで型番を書こうと思います
「VPCEB29FJ」(2010年06月発売モデル)です。
HDD交換後に普通にリカバリーディスクからインストールを進めていきますが
システム設定の途中で今回の記事タイトルの
「このコンピューターのハードウェアで動作するようにWindowsを構成できませんでした。」
というメッセージが途中で出て、リカバリーが止まります 汗
このときにはサポートから頂いた返答メール
「(HDD交換後は)リカバリーディスク送付サービスから購入されても正しくリカバリー出来ない可能性があります。」
が頭の中をコダマしました。 笑
結局の所、原因は
「非AFTディスクからAFTディスクに交換した事」
が原因です。(ココに行き着くのに結構調べました。)
リカバリーディスク自体のディスク作成時期は販売時の2010年6月。
Windows7のSP1適用済みのリカバリーディスクならば、この問題は出ないようですが
販売時期から推測すると届いたリカバリーディスクはSP適用前の代物。
※AFTというのはAdvanced Format Technologyという技術が使われており
いわゆる4Kディスクとか言われているものでセクタが512bから4Kbに拡張されてます。
(自分の中では容量2TB超える為に生まれた技術だと勝手に解釈していますが・・・詳しくは知りません)
・・・まさかAFTが関係しているとは思ってもみませんでした。orz
AFTなんか普段意識することないし・・・orz(言い訳)
で、これ非常に厄介なんですよ。
「インテルラピッド・ストレージ・テクノロジー・ドライバー」
ってのを入れる必要があります。
同じ問題で記事にされている方が多数居られますので
いくつか見つけたのを紹介
AFT対応のHDDに交換したらNEC LaVie LL550/VG6Bのリカバリ出来なくなった
この方はUSBでLinux動かしてドライバを上書きされています。
ハードディスク交換の罠!?(AFTと非AFT)
この方は非AFTのHDDを購入されて対応。
などなど。
Linuxは面倒・・・といって、非AFTのHDDを再購入は無駄だし・・・
どうしようかなぁ・・・と考えていると、
あ、今は使っていない昔のHDDだったら非AFTなのでは!?
と、現在使用していない家にあった外付けHDD80GBを引っ張り出してきて
中を分解してみると非AFTのSATAでした!! 喜
って事で、その非AFTのHDD80GBに交換してインストール。。。
おぉ!無事にインストール完了!
ついでにSP適用と修正パッチ全部適用してから
「EaseUS Todo Backup Free Edition」なるもので
HDDを購入したHDDにクローンして、HDDを交換。
非ATFからATFへのクローンの参考にさせていただいた記事がコチラ
非AFTハードディスクから AFTハードディスクへの交換 (換装) その1 ~ らん太郎の気ままアルバム パート2
参考記事にはパーティション開始オフセットの事が触れられていましたが
自分が確認した所、パーティション開始オフセットは特に問題なさそうでした。
(EaseUS Todo Backupのバージョンが違うから???)
とにかく、なんとかこの方法でAFTのHDDでPCを復活させることが出来ました。
最後に余計な初期にインストールされているアプリ根こそぎ消しまくり、
友人が必要と言われたアプリインストールし友人に引き渡しました。
感想
・・・まぁ、PCいじくるのは好きなので
安請け合いでボランティアでやっているにも関わらず
今回は時間も手間も非常に掛かり、疲れました。
まぁ、友人からは実費2万程度(HDD代とリカバリディスク代)で
ノートPCが復活したので喜んでは貰えましたが(^^;
次からはメーカー製は素直にメーカーへ修理だせよ!
・・・って絶対に言おうと心に誓いました。笑
今から考えるとWindows10も7月29日に公開されますし、
冒険して無理やりWindows8.1にしなくて良かった・・・と思います^^;
2016/11/18 追記
EaseUS Software様からコメントを頂いたので
記事内に日本語公式ページのリンクを追記いたしました。
(EaseUS Software様ありがとうございました。)
当記時は既に一年前以上古い記事なのですが、
2016年11月18日現在はバージョンが9.2と
更に上がっているそうです。
あ、ちなみに改めてこの記事読みかえしました…
今は断然「Windows10派」です!
…え?別にどうでもいい?…そうですねw
ではまた(^.^)/~~~
ヘボプログラマの部屋 管理人様
お世話になっております。EaseUS Softwareです。
突然のコメント、失礼致しました。
御サイトで弊社の製品をご紹介頂きまして感謝しています。
この記事を拝読した後、ちょっとお願いしたいことがございますが、宜しいでしょうか?
より詳しい内容をお読みになりたいユーザーのために、記事中にEaseUS Todo Backup Freeの日本語公式ページをご追加頂けば助かります。
http://jp.easeus.com/backup-software/free.html
お忙しい中ご無理申し上げまして大変恐縮でございますが、ご検討頂けば幸いに存じます。
ちなみに、このEaseUS Todo Backupはもう9.2にアップデートしました。お時間のある時に、上記のページにてご覧頂けばと思います。
どうぞよろしくお願い致します。